「ソニア ナチスの女スパイ」のストーリー

第二次世界大戦中、ナチス占領下のノルウェー。ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェン(アレクサンダー・シェーア)は、女優として活躍していたソニア・ヴィーゲット(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)の人気に目を付け、彼女をプロパガンダに利用しようとする。そのころ、ノルウェーの隣国スウェーデンは、戦線を拡大させて諸国に侵攻していくナチ・ドイツを警戒し、情報収集に躍起になっていた。そこで、スウェーデンの諜報部は、ソニアにスパイとしてナチスに潜入するよう要請する。ソニアは、一度はその要請を拒否するが、逮捕された父親を解放させるため、テアボーフェンに接近して彼の邸宅への潜入に成功する。ソニアは次第にテアボーフェンの寵愛を受け、信頼も得るようになる。そんなある日、テアボーフェンから、ナチスのスパイとして北欧諸国の情報を収集するよう依頼される……。