「宇宙空母ギャラクティカ サイロン・アタック」のストーリー

人類は、人類の宿敵、機械人間のサイロン帝国と1千年以上に渡る戦いの末、12の植民地惑星を全て滅ぼされた。残されたのは220以上の宇宙船を率いる巨大な宇宙空母ギャラクティカだけで、年老いた艦長、アダマ長官(ローン・グリーン)以下、一握りほどの隊員が残されただけで、今や燃料も底をつき、宇宙をさまよっていた。そんな時、宇宙パトロールに出たまま行方知らずになっていたアダマ長官の息子、アポロ大尉(リチャード・ハッチ)は、スターバック中尉(ダーク・ベネディクト)と共に、まだ生存していた宇宙空母ペガサスの艦長ケイン(ロイド・ブリッジス)に連れられ戻ってきた。ケイン長官は頑固な司令官で、優秀なパイロットでもある1人娘がいた。ケインは、隊員たちの憧れの的であるブロンド美人の軍人カシオペア(ローレット・スパング)を愛していた。ギャラクティカの隊員たちに歓迎されたケインは、早速サイロン攻撃を実行に移そうとするが、アダマ長官は負けることが明白な現状では少し様子を見た方が良いとなだめた。燃料の尽きたギャラクティカは、ペガサスから燃料を分けてもらい、その結果、アダマがペガサスの指揮権を得た。一方、クローム製の甲冑で身を固め、眼から赤い光線を発する凶悪な機械人間、サイロンの惑星ゴモレでは、人類を裏切ってサイロン側についた総統バルター伯爵(ジョン・コリコス)がギャラクティカ襲撃の準備を進めていた。バルターの攻撃に備えて、アダマが打ち出した計画は、スターバックら少数の隊員が戦闘機で敵の惑星に赴き、コントロール・センターを破壊して対空砲台を無力化させ、燃料を奪うという計画だった。戦闘は開始された。途中アダマが重傷を負うが、レーザーによる手術をうけ、カシオペアの看病で一命を取りとめる。この計画は見事に成功し、ギャラクティカを中心とする宇宙コンボイは、再び、宇宙に旅立つのだった。

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