「ザ・ネゴシエーション」のストーリー

ソウル市警危機交渉班の警部補ハ・チェユン(ソン・イェジン)は、事件現場で犯人との交渉中、人質と犯人の両方を死なせてしまう。それから10日後、大きな責任を感じて辞表を提出しようとしていたハ・チェユンのもとに、再び応援要請が入る。ミン・テグ(ヒョンビン)と名乗る人物が、タイのバンコクで危機交渉班のチーム長と韓国人記者を拉致し、ハ・チェユンを交渉相手に指名してきたのだ。ミン・テグは、外事課が以前から追っていた国際犯罪組織の武器売買業者のリーダーだったが、拉致の動機も要求も不明。目的のわからないミン・テグに対し、交渉の糸口を掴めないハ・チェユンに焦りが募り始める。特殊部隊の救出まで、残り14時間。警察を嘲笑い、残忍な人質ショーを繰り広げるミン・テグと、数日前に起きた事件のトラウマに苛まれながらも、今度こそ人質の命を救おうと必死に立ち向かう交渉人ハ・チェユン。果たして交渉の行方は……。