「ゲキ×シネ「髑髏城の七人 Season月 上弦の月」」のストーリー

天正十年。本能寺の変から数日後。織田信長の居城・安土城が炎に包まれる中、天守閣の一角に飾られた異形の南蛮鎧“天魔の鎧”の前に、謎の男が現れる。この男こそ、後の天魔王(早乙女太一)だった。時は流れて天正十八年。豊臣秀吉が天下統一を達成する直前の関東荒野。黒ずくめの武装集団・関東髑髏党の鉄機兵たちが、本拠地・髑髏城の絵図面を持つ霧丸を探して村々を荒らし回っていた。そこへ、背中に大刀を背負った頭目・兵庫(須賀健太)率いる傾奇者集団“関八州荒武者隊”を味方につけた霧丸(平間壮一)が登場。だが、鉄機兵には全く歯が立たない。仲間の小田切渡京(粟根まこと)の裏切りに遭い、囚われそうになった霧丸は、隙を見て脱走。その前に着流しの男・捨之介(福士蒼汰)が現れ、“ここで逃げちゃいけねえ”と告げると、兵庫らと共に髑髏党を撃退する。そして一行は、負傷した霧丸の治療のため、宿場を兼ねた色里“無界の里”へ。無界の里では、里一番と評判の極楽太夫(高田聖子)が霧丸を匿う。その夜、密かに里を抜け出す霧丸だったが、たちまち髑髏党に包囲される。救援に駆け付ける捨之介と無界の里の主人・無界屋蘭兵衛(三浦翔平)。するとそこに、髑髏党党首・天魔王が姿を現す。実は捨之介、蘭兵衛、天魔王の3人は、かつて信長のもとで共に同じ時間を過ごした間柄だったのだ。“天魔の鎧”を身に着けた天魔王には、一切の攻撃が効かなかったが、なぜか天魔王たちは、あっさりその場を立ち去る。このままでは髑髏党に歯が立たないと悟った捨之介は、蘭兵衛と霧丸に“三日待つように”と告げ、秘策を求めて山奥の鍛冶場へ。そこで馴染みの刀鍛冶・贋鉄斎(市川しんぺー)と再会した捨之介は、“天魔の鎧”を叩き斬る“斬鎧剣”の製作を依頼。一方、覚悟を決めた蘭兵衛は、捨之介の帰りを待たず、髑髏城に単身乗り込んでいく。さらに、その後を追う霧丸。果たして、男たちの運命は……?

今日は映画何の日?

注目記事