「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」のストーリー

2016年ロンドン・ファッション・ウィーク秋冬ショー前夜。ヴィヴィアン・ウエストウッドのアトリエでは、デザイナーとスタッフたちが最終チェックに追われている。デザイナーであるヴィヴィアンは、1枚1枚を細かくチェック、ショー直前まで厳しいダメ出しが続くが、翌日のショーは拍手喝采、大成功を収める。そんななか、60年代から現代に至るまで、数々の伝説を持つヴィヴィアン・ウエストウッドにキャメラが向けられ、自らの波乱万丈な半生について語り始める……。音楽史を変えたパンクムーブメントを生み出すまでの秘話、デザイナーとしての躍進と挫折、無一文からの再出発。そして世界的人気ブランドとして成功するまでの知られざる道のりが、自由で痛快な名言を織り交ぜながら披露される。また、2度の離婚と25歳年下の公私にわたるパートナーとの関係も、家族の証言で明かされる。さらに、スーパーモデルとして時代を牽引したケイト・モスやナオミ・キャンベル、ファッションエディターのカリーヌ・ロワトフェルドやアンドレ・レオン・タリーら、豪華な顔ぶれが証言者として多数登場。そして2014年に環境保護団体グリーンピースと訪問した北極視察に密着、環境保護アクティヴィストとして精力的に活動するヴィヴィアンの勇姿も映し出される。