「一度死んでみた」のストーリー

大学4年生の野畑七瀬(広瀬すず)は、野畑製薬を経営する父・計(堤真一)と二人暮らし。研究に没頭する仕事人間で、母親の死に際にも立ち会わず、何かと干渉してくる計が大嫌いな七瀬は、売れないデスメタルバンドのボーカルとして「一度死んでくれ!」と計への不満をシャウトする日々を送っている。そんなある日、計が本当に死んでしまったという知らせが届く。計は、若返りの薬を開発している途中で偶然出来上がった“一度死んで2日後に生き返る薬”を飲み、仮死状態になっていた。実は、会社の乗っ取り計画を知った計が、社内に潜むスパイを突き止めるために“一度死んでみた”のだ。遺言により会社を継ぐ羽目になった七瀬の前に、計がおばけとなって現れる。存在感がなさすぎて“ゴースト”と呼ばれている社員の松岡(吉沢亮)から、ライバル会社と通じるスパイの陰謀や父の死の真相を知らされた七瀬は、おばけの計と、松岡とともに、乗っ取り計画を阻止し、計を生き返らせようとするが、計の遺体が予定より早く火葬されることになってしまい……。

今日は映画何の日?

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