「海辺の週刊大衆」のストーリー

茫洋と広がる海辺の無人島。そこに取り残された一人の男(又吉直樹)。砂浜には、なぜかキング・オブ・週刊誌の『週刊大衆』が一冊。男はこの『週刊大衆』と共に救助を待とうと決める。『週刊大衆』を手にとり、男は妄想の世界へと入り込んでいく。妄想力こそが男の唯一の特技であった。だが、いくら待っても助け舟は来ない。カンカンと照りつける太陽の光、そして孤独……。男の妄想は、やがて自分の過去の記憶へと移っていく。極限状態の中で対峙した『週刊大衆』の表紙の煌びやかな色彩の果て、男は何をみるのか……。

今日は映画何の日?

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