「マローダーズ 襲撃者」のストーリー

白昼堂々銀行強盗が発生する。犯人グループは不気味なマスクを被り、機械音声で銀行員や居合わせた顧客に指示を出し、一切の無駄のない作業で銀行を後にした。強盗たちが銀行に侵入する際に、不運にも鉢合わせとなった銀行員が犠牲となった。事件を担当するFBI捜査官モンゴメリー(クリストファー・メローニ)の班は現場に駆けつけるが、所轄の刑事が証拠となる指紋などを持ち帰ったことを聞き激怒する。そんななか、他の銀行でも同グループによる銀行強盗が発生する。ここでは胸を撃たれた警備員が重傷を負う。一見、同一犯によるただの銀行強盗かと思われたが、二つの現場から同一人物の指紋が採取される。その人物は軍人だが、任務中に命を落としていた。また、強盗犯は銀行の金庫からある書類を盗んでいたことが発覚し、その金庫の所有者はヒューバート(ブルース・ウィリス)であることを突き止める。死んでいるはずの人物の指紋が残されたことや、ヒューバートと事件の関連は? モンゴメリーたちは事件の真相に迫るが、思いもよらぬ結末が待っていた……。