「ゾウを撫でる」のストーリー

映画監督の神林(小市慢太郎)は、15年振りに新作映画「約束の日」を撮ることになった。脚本は若手の鏑木(高橋一生)だ。ある日、台本印刷会社にまわってきた原稿を見た従業員の栃原(伊嵜充則)は、それが鏑木の書いたものだと気付く。シナリオ教室で同期だった鏑木が、映画の脚本を手掛けていることに戸惑う栃原。やがて完成した「約束の日」の台本は出演者の手に渡り、子役出身で現場に悩む俳優(金井勇太)、嫌われている主演女優(羽田美智子)、人気若手俳優(中尾明慶)に様々な影響を与えるきっかけになっていく。それだけでなく、フィルムコミッションの担当者(菅原大吉)とその娘(三宅ひとみ)、大道具を運ぶ運転手(金児憲史)とヒッチハイクの青年にも、少なからず影響を与えていく。わがままな主演女優が失踪するが、映画の撮影は始まろうとしていた。撮影現場で共演者やスタッフたちは、彼女が現れるのをただ待つしかなかった……。

今日は映画何の日?

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