「カミーユ、恋はふたたび」のストーリー

パリ在住のカミーユ(ノエミ・ルヴォウスキー)は、人生の折り返し地点を迎えている中年女性。ネコと酒に慰められながら、上手くいかない人生を乗り切ってきた。だがある日、カミーユは25年連れ添った夫から離婚を言い渡される。どうやら夫は、若い彼女を作ったらしい。どん底のカミーユは、心機一転、パーティーで大はしゃぎするが、酔っぱらって転倒し意識を失ってしまう……。気がつくと彼女は、学生時代にタイムスリップしていた。見た目は中年姿のままだったが、周囲には10代に見えているようだ。違和感を覚えながらも、今は亡き大好きな両親や個性的な友人らと2度目の青春を謳歌するカミーユ。そんな人生を見つめ直す機会を得た彼女であったが、恐れていた夫との出会いが訪れる……。