「合葬」のストーリー

慶応4年(1868年)の鳥羽・伏見の戦い後、将軍慶喜の警護および江戸市中の治安維持を目的として有志により“彰義隊”が結成される。秋津極(柳楽優弥)は、福原悌二郎(岡山天音)の妹・砂世(門脇麦)との婚約を破談にし、自らの意思で彰義隊へ入隊。クールな物腰の反面、主君慶喜に対して熱い忠誠心を持っていた。一方、極と悌二郎の幼なじみ・吉森柾之助(瀬戸康史)は、養子先の笠井家を追い出され、行くあてもなく赴くままに彰義隊へ入ってしまう。彰義隊の存在意義に疑問を呈する悌二郎は、彰義隊の幹部で穏健派・森篤之進(オダギリジョー)に意見するが、柾之助や極と関わり翻弄されていく。そんな中、茶屋の仲居・かな(桜井美南)は、ある事件をきっかけに極に恋心を抱くようになる。しかし、柾之助がかなを好きになり、三角関係となってしまう……。

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