「お盆の弟」のストーリー

不惑を控えた売れない映画監督・渡辺タカシ(渋川清彦)は、妻子と別居しており、ガンを患っていた兄マサル(光石研)を看病すると言って実家に転がり込んだ。地元の神社にお参りしたり食事の準備をしたりする日々。同じく売れないシナリオライターである悪友・藤村(岡田浩暉)がいる焼きまんじゅう屋でシナリオ作りに精を出すタカシには、映画作りが進めば妻(渡辺真起子)との関係を直せると思っている節があった。一方の藤村は新しく出来た彼女に熱を上げているからか、シナリオ作りに身が入らない様子。そんな中藤村はタカシに涼子(河井青葉)を紹介する。涼子のような美人で性格もよさそうな人が兄と付き合ってくれたら安心だと考えたタカシは彼女と頻繁に会うようになるが、涼子の思いはタカシに向かっているようだった。妻からは離婚を切り出され、映画作りもうまく進まず、涼子には酔った勢いで結婚していることを口走ってしまい、行き詰まるタカシだが……。

今日は映画何の日?

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