「インディアン渓谷」のストーリー

1856年、オレゴン州ジャクスンヴィルの町でよろず屋を始めたローガン・ステュワアト(ダナ・アンドリュース)は、ルシイ・オーヴァマイア(スーザン・ヘイワード)を愛していたが、彼女が親友のカムローズ(ブライアン・ドンレヴィ)と婚約したのを知ると、移住者ベン・ダンス(アンディ・デヴァイン)の友人キャロライン(パトリシア・ロック)に求婚した。たまたまカムローズは殺人事件にまきこまれ、人々は彼を私刑にしようとしたが、それを押し止めたのはローガンであった。町でローガンに敵対するハニイ・ブラッグ(ワード・ボンド)はインディアンをそそのかし、町を襲おうとした。ローガンらは直ちに防衛団を組織し、敵を迎えうったが、血に狂ったインディアンはカムローズを殺し、幾多の移住者を惨殺し、ローガンの店を焼き払った。身をもって難を逃れたキャロラインは、この事件ではじめてローガンの本心がルシイにあることを知り、身を退いた。はじめて結ばれたローガンとルシイは、自由を求めて更に西、サンフランシスコへと旅立っていった。