「ホット・ショット」のストーリー

20年前、あるジェット戦闘機が飛行中に事故を起こした。後部席のパイロットは脱出するが、前部席のパイロットは脱出装置が働かず墜落、ようやく席から逃げ出したものの、そこは狩猟地区でハンターに撃ち殺されてしまった。その不名誉な死を遂げたパイロットの息子がショーン・”トッパー”・ハリー(チャーリー・シーン)。海軍の花形パイロットであったが父親の事故死が彼を自己破壊的精神障害へと追込み、今はインディアンの集落でひっそりと生活していた。しかし、ある日海軍より今度の任務に是非必要だと復帰を求められ、古巣へと戻るのであった。配属されたのは”寝ぼけイタチ”なるコードネームの危険任務を遂行するために集められた、どこかヘンなところのある人間ばかりによるエリートチームであった。厳しい訓練が開始されるが、チームのメンバーは一人また一人と脱落していく。さらに悪いことに彼らの乗るべく最新戦闘機は実は欠陥品であり、任務の長であるブロック少佐までを巻き込んで作戦を失敗に導こうとしていた。そんなことは知らない彼らに命令が下った。さまざまな障害を乗り越え、彼らは無事任務を遂行。汚職にからんだ人間も捕まり、彼らはヒーローとして迎えられるのだった。