「うまれる ずっと、いっしょ。」のストーリー

安田慶祐・千尋夫妻と5歳の昊矢の3人家族。しかし昊矢は、千尋と前夫との子供である。慶祐は自分を実の父親であると疑っていない昊矢に、事実を伝えるべきか迷う。初めて会ったのは昊矢が2歳のときだった。慶祐は昊矢に愛着を感じているが、“空白の2年間”が父親としての実感を迷わせていた。また慶祐自身、血のつながりのない父親に育てられたという経験が、彼を不安にさせる。昊矢との親子関係に明確な自信を持てない慶祐は、血のつながりのある子供を望むようになるが、なかなか子供はやってきてくれない。焦る夫妻は不妊治療を約一年続けた。果たして、2人は新しい命を授かることはできるのか? 慶祐は昊矢に事実を伝えられるのか? 慶祐と昊矢の関係は? 今賢蔵は、42年連れ添った妻・順子を自宅で看取った。末期の大腸がんを患った順子は1年間の闘病の末自宅に戻り、夫、2人の娘、3人の孫と過ごすことにした。長女の真由美は2人目の赤ちゃんを出産間近で、順子は4人目の孫を楽しみにしていた。しかし、順子は家族全員に見守られながら息を引き取った。残された賢蔵は、どのように立ち直っていくのか? 18トリソミーという染色体の障がいを持って生まれてきた松本虎大は、1歳まで生きられる確率が約10%と言われながら、2歳となった。父・松本哲と母・直子は日々悩みながらも、次第に笑顔を見せるようになった彼の成長に幸せを感じていた。しかし突然、虎大は危篤状態に陥る。両親は幸せの終わりを覚悟するが……。

今日は映画何の日?

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