「神さまの言うとおり」のストーリー

16歳の高校生、高畑瞬(福士蒼汰)は、退屈な日常にうんざりしていた。ところがある日、学校に現れた“ダルマ”が命を懸けたゲームの始まりを告げたことで、彼の運命は一変する。その幕開けとなる“第1のゲーム”は、動くと首が吹っ飛ぶ“ダルマさんが転んだ”。ゲーム終了後、クラスで唯一生き残った瞬は、教室を脱出して幼馴染の秋元いちか(山崎紘菜)と共に体育館へ向かう。生き残った他のクラスの生徒も集まった体育館に、“巨大招き猫”が出現。そこで始まった“第2のゲーム”は、その首輪にあるバスケットゴールにシュートするというものだった。瞬といちかは協力して、招き猫の襲撃をかわしながらゲームに挑む。最終的にシュートを決めたのは、人を殺すことも厭わない狂暴な問題児、天谷武(神木隆之介)だった。同じ頃、世界中で発生しているこのゲームの様子が報道され、世間の人々は生き残った生徒たちを“神の子”と崇め始めていた……。気付くと無機質な部屋にいた瞬は、中学の同級生である高瀬翔子(優希美青)とも再会。“第3のゲーム”として、現れた4体の“コケシ”と一緒に“かごめかごめ”が始まる。知恵を絞って“後ろの正面”を言い当てた瞬は、翔子と共にいちかや天谷たちと合流、次のステージに進むため、7人でチームを結成する……。