「漂泊の兄弟」のストーリー

幼い時別れた兄を尋ねて漂泊の旅を続けていたドネガンは鉱山主メーコン大佐と娘のルーに救われて鉱山に生活する事になった。ルーにはニックという婚約者があったが、酒場の踊子ネリーに現を抜かしているニックの放蕩を見兼ねて、ドネガンはニックをしてネリーを諦めさせようと酒場へ来た。そのため2人の間には決闘が行なわれたが、勝ちはドネガンのものであった。ドネガンはかつてルーを想っていたのであるが、我が恋とげられずと諦めてその町を去ろうとした時、再びニック一味に襲われた。ドネガンが傷つけられた時、計らずともニックこそ多年求めていた兄である事が判った。2人は奇遇に驚き喜んだ。弟とルーとの恋仲を知ったニックは2人を結婚せしめ自らは母のもとへ帰って行った。殺伐な鉱山町にドネガンとルーとは新婚の楽しい生活に入る事になる。