「なんちゃって家族」のストーリー

デヴィッド・クラーク(ジェイソン・サダイキス)は、細々と商売をしているマリファナの売人。一応の良心を持つ彼は、シェフや教育ママには売っても、未成年者には売らないと決めていた。従って、問題など起こるはずもないと考えていたが、トラブルの種はどこに転がっているかわからない。いつもは目立たないように暮らしているのに、柄にもなく善いことをすると目立つ結果になるという事実を、身をもって知ることになる。町でティーンエイジャーをちょっと助けようとしたことから、路上でたむろするパンク野郎3人組に襲われ、クスリと金を奪われてしまったのだ。デヴィッドに残されたのは、元締めのブラッド(エド・ヘルムズ)に対する莫大な借金だけ。その借金を帳消しにして、身の安全を確保するため、ブラッドが捌く次の荷をメキシコから運び込むという“立派な”麻薬密輸人を務める羽目になってしまう。ストリッパーで皮肉屋のローズ(ジェニファー・アニストン)、イケナいことをしてみたくてたまらないケニー(ウィル・ポールター)、そして妙に世慣れた少女ケイシー(エマ・ロバーツ)というご近所3人を巻き込んだ彼は、絶対確実な計画をひねり出す。こうして、夫婦と子供2人という即席の偽家族“ミラー家”となった彼らは、特大のキャンピングカーに乗って7月4日、独立記念日の週末に、成功を信じて意気揚々と国境を越えるため南を目指すが……。

今日は映画何の日?

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