「42 世界を変えた男」のストーリー

1947年、アフリカ系アメリカ人のジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)はメジャーリーグの球団のひとつ、ブルックリン・ドジャースと契約する。当時アメリカでは、トイレやレストラン、交通機関などあらゆる公共のものの使用が白人と有色人種とで分けられ人種差別が横行していた。野球界も例外ではなく、有色人種の採用はジャッキーが初めてだった。ジャッキーと同球団のゼネラル・マネージャーを務めるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、敵球団や一般大衆、マスコミはもとより、チームメイトからすら非難を浴びる。しかしどんなに理不尽な差別にあっても自制心を働かせ、己の力を発揮することに集中するジャッキー。そんな彼の姿にチームメイトやファンは心を動かされ、ジャッキーはやがて野球界を、そして世界を変えていく。