「意気天に冲す」のストーリー

マイケル・デーンは極北カナダの金鉱地にいる兄のピーターから手紙を貰って、年老いた母に安楽な生活をさせる金を得ようと母に別れてカナダへ来る。カナダに於てはピーターに悪人のマクドナルドとその部下のクローに計られて殺され、ピーターの親友マッケンジーがその罪を被せられて雪の中へ追放される。マイケルは彼に逢って彼を救おうとしたので、罪人を助けた罪で同じく追放の刑処せられようとしたが、兄の殺された秘密を知ってマクドナルドを殺す。マイケルとマッケンジーは雪の中へ追放の旅に出た。マクドナルドの保護しているエステルはルノアーという男に迫られて、雪の中へ逃れ、マイケルとマッケンジーは救われる。3人は激流の中をカヌーに乗って逃れる。追跡の手は迫って、大拳闘は演ぜられ、カヌーは覆り、マイケルとエステルだけが助かる。二人は故郷に待つマイケルの母の許へと急いだ。