「イタズラなKiss 劇場編集版」のストーリー

パラン高校3年生のペク・スンジョ(キム・ヒョンジュン)は、IQ200の天才。同じ高校に通うオ・ハニ(チョン・ソミン)は、思いを寄せてくれるジュング(イ・テソン)には目もくれず、片思いのスンジョひとすじ。思い募って告白を決意したハニはある日、スンジョにラブレターを渡す。ところがその手紙の誤字にあきれたスンジョは内容を添削した上に、“D-”と成績まで書き入れてハニに突き返し、“頭の悪い女は嫌いだ”と冷たく言い放つ。そして、落ち込むハニにさらなる不幸が襲い掛かる。新築の自宅が震度2の微震で倒壊してしまったのだ。家を失ったハニと父は、父の親友宅に居候させてもらうことになるが、そこはスンジョの家だった。スンジョはハニに、同居していることを学校で明かさないようにと釘を刺す。嫌味な性格を目の当たりにして、表向きは反抗的な態度を見せながらも、スンジョへの想いを諦めきれないハニ。ある時、スンジョの母、グミから幼い頃のスンジョが女の子の服を着て撮った写真を見せてもらったことから、その写真を公開されたくなければ、勉強を教えてくれるようスンジョに迫る。渋々引き受けたスンジョのサポートによって、ハニの成績はどん尻からトップクラスに急上昇。これによって2人の距離は縮まったかのように見えたが、些細なことから、同居していることが学校中に知られてしまう……。