「NAM 地獄の突破口」のストーリー

67年、泥沼化するヴェトナム戦争で、古参兵のジーク軍曹(テレンス・マックス)率いる様々な人種の若者が集まった小隊も攻撃と撤退を繰り返していた。実戦経験豊かなジークは、キャリアの少ないマイロン中尉(スティーブン・キャフリー)と対立しながらも、四方を敵に囲まれた異国の地で、非情で過酷な日々は続いた。ある日部隊はゲリラのアジトを見つけるが、その際若い黒人兵が秘密基地に捕えられてしまう。傷を負った彼に北軍の軍医マツダ(スティーヴ・アカホシ)は親切で、2人の間には友情が芽生えてゆく。そしてジークの捨て身の救出作戦の結果、マツダの協力もあって黒人兵は小隊に戻ることができ、ジークとマイロンの間にも和解が訪れるのだった。