「殴り込みライダー部隊」のストーリー

銃弾と血が飛びかう地獄のベトナム最前線北部地帯。このジャングル地帯に1台のトラックが着いた。降りてきたのは皮ジャンにジーパンスタイルの男5人。アメリカ西海岸で、“悪魔の天使たち”と呼ばれている命知らずの、リンク(ウィリアム・スミス)、デューク(アダム・ローク)、ダーティ・デニー(ヒューストン・サベッジ)、スピード(ジーン・コーネリアス)、リンピー(ポール・コスロ)で、彼らは、リンクの兄マット少佐(ダニエル・ケンプ)の特別命令で、アメリカから海を越えて乗り込んできたのだ。その命令とは、ベトコンと中共軍が駐留しているカンボジア領内の司令本部ガン・ハックに監禁されているCIA局員チェット(ジャック・スターレット)を救出することである。ガン・ハックは難攻不落の司令部であるために、リンクたちのように暴れ者で、自由自在に攻撃できるバイクを扱えるプロフェッショナルが必要となった訳である。アメリカ軍将校、黒人のジャクソン大尉(バーニー・ハミルトン)やウォンストン軍曹(ジョン・ガーウッド)との反目はあったが、デュークはかつての恋人スーリヤ(リリアン・マーガレッジョ)と再会し、リンピーは酒場で知り合った女キム(アナ・コリタ)に恋をした。いよいよ国境線に移動したが、リンピーとキムはベトコンの仕掛けた地雷で爆死した。静かなガン・ハックのベトコン司令本部に4人が攻撃を開始した。武装バイクの威力はベトコン兵士を混乱させたが、ダーティ・デニーが倒れ、激しい攻撃戦のうち残る3人は捕らえられて、チェットと同じ牢にぶち込まれた。チェットとリンクたちは、見張りを油断させてここを脱出した。途中、ベトコンの乱撃で、リンピーは国境線の柵で撃たれた。やがてリンクもスピードも倒れた。生き残ったのはチェットだけだった。彼はつぶやいた。「バカな奴らだ。虫けらめ!」

今日は映画何の日?

注目記事