「安全第一」のストーリー

莫大なる財産の継承者ヴァージニア・クレイグ(ヴァージニア・リー・コーピン)は、腹黒い後見人(チャールズ・ヒル・メイルズ)の禄でなしの息子と結婚させられそうになって家出する。クレイグ工場の一雇い人たるモンティ(モンティ・バンクス)は、ヴァージニアが嵐を避けてある門辺に佇んでいる時、ひったくりにバッグを奪われそうになっているところに出くわし、彼女を救う。彼女の濡れた衣服を乾かすために、モンティはヴァージニアを家に招く。濡れた衣服はなかなか乾かないので、ヴァージニアに自分のベッドを提供し、モンティは他に寝場所を求めねばならなくなった。そこへヴァージニアを捜索していた後見人が彼女を見つけ出し、屋敷に連れ戻す。彼女が一労働者にすぎないモンティに少なからぬ興味を抱いていることに気づいた後見人は、モンティをクビにして危険人物だと言いふらす。そしてヴァージニアに彼への幻滅を抱かせるために策を弄して、悪漢一味に彼女を襲撃させる。そこへ後見人の息子が飛び出して悪漢を成敗し、悪漢はあらかじめ言い含められていた通りにモンティに雇われた、と嘘の白状をする。けれどもヴァージニアは、モンティに罪のないことを信じるのだった。モンティは彼女と共に逃走し、後見人の一行はそれを追跡する。そして貨物列車上で色々な離れ業を演じた揚げ句、モンティは最後の勝利者となった。そして今はクレイグ工場主であるヴァージニアの良人となり、そこの支配人となったのである。

今日は映画何の日?

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