「暗黒の大統領カポネ」のストーリー

1920年のシカゴ。アル・カポネ(ロッド・スタイガー)は賭博場のボス、トリオ(ネーミア・パーソフ)の用心棒になるため彼を訪ねた。トリオの叔父ビック・ジム・コロシモ(ジョー・デ・サンティス)も、シカゴ第1区に君臨していた。ある日、カポネは客扱いのことから警察に挙げられ、巡査部長シェーファー(ジェームズ・グレゴリー)に説論される。これをきっかけに、シェーファーはカポネの跡をつけ狙うようになる。ある日、シカゴ北区のギャング・オバニオン一味がトリオを訪ねて来た。要件はシカゴの縄張りを2つにわけ、親分を誰にするかということだった。トリオはコロシモを推したがオバニオンは反対し、カポネもそれに同調した。その夜、カポネは殺し屋を使ってコロシモを殺害する。カポネはシェーファーに逮捕されたが、確証がなく釈放された。カポネは釈放後、コロシモの子分フラナリーを殺す。トリオはカポネにフラナリーの未亡人モーリーン(フェイ・スペイン)を慰めろと言うが、彼女はカポネをすげなく扱う。カポネの勢力はしだいに強大になっていき、シカゴ市政の改革が始まる。カポネとトリオはシセロへ逃亡し、そこでカポネはモーリーンに再会する。彼女は羽振りが良くなったカポネに惹かれ、彼の情婦となる。シカゴの市長が代わると、カポネはシカゴに戻った。その頃北区のモラン(マーヴィン・ヴァイ)は、相当な勢力を持っていた。マイアミに潜伏したカポネは、聖バレンタイン祭の日、子分を総動員して軽機関銃でモランを除く一味を皆殺しにした。モランはシカゴ暗黒街に精通している新聞記者マックを味方にして、カポネを脱税容疑で摘発しようとする。これを知ったカポネはマックを殺すが、ついに腐敗したシカゴ市政に断が下る。シェーファーはマイアミでカポネを脱税容疑で検挙し、罰金8万ドル、懲役11年に処する。7年後の1947年1月25日、アルカトラス監獄の獄中で反乱が起こり、カポネは惨殺された。

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