「天使が降りたホーム・タウン」のストーリー

空想家で頭の少し弱いホーマー・ランザ(ジェームズ・ベルーシー)は、父親が癌にかかっていることを聞き、ひとり暮らしをしているアリゾナから、両親の住むオレゴンまで旅をすることになった。ところがヒッチハイクで強盗にあい、無一文になったホーマーは、スクラップ場に止めてあった車で一晩を過ごそうとしているところを黒人女性のエディ(ウーピー・ゴールドバーグ)に見とがめられる。エディはホーマーが金を奪われたことを知るや、彼と共に犯人を追いかけることにするが、実は彼女もホーマーの金が目当てだった。性格も正反対だが、ふたりは不思議と気が合い、時として凶暴になるエディに、ホーマーは誠実に生きるべきだと諭す。しかしエディは、脳の病いに冒され、後1カ月の命であることを彼に打ち明けるのだった。ホーマーはエディのために、彼女の母親のもとに寄り道するが、彼女はすでに他界していた。ふたりはホーマーの実家にたどりつくが、彼の父は2日前に亡くなり、おまけにホーマーは自分が歓迎されない人物であることを知るのだった。その夜、町で友人と再会したホーマーは彼から仕事を得るが、エディはホーマーの誘いを振り切って町を出る決心でいた。ところがそんな時、彼女の頭を頭痛が襲いかかり、薬を買おうと立ち寄ったドラッグ・ストアで、小銭を探す時、誤って拳銃を出してしまう。エディは強盗と勘違いした店員に撃たれ、折から彼女を探してやって来たホーマーの腕の中で息絶えるのだった。

今日は映画何の日?

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