「第三の恋」のストーリー

レティー・ローソンは故郷の父親が死んで仕送りのなくなると、自ら衣食の道を求めねばならなくなった。彼女が下宿している家の息子ビルは切りに結婚を乞うたが、レティーは彼を愛する気にはなれなかった。ビルは姉キャロルの勧めでキャロルが働いている美容院にレティーも雇われることとなった。美容院に勤めて彼女は始めて大都会生活の一面を知った。キャロルは金持ちの恋人を幾人も持っているージェーンは美容院の持ち主の息子バートに献身の愛を捧げている。この美容院の華客にシャーウッド夫人と言う有閑マダムが会った。レティーはその家に仕事に呼ばれて言って、夫人の良人の弁護士シャーウッド氏と会った。レティーはシャーウッドに不思議に心を惹かれた。シャーウッド夫妻の夫婦仲は余り面白くないらしく、夫人は家を外に遊び歩いていた。シャーウッドとレティーは交際しているうちに恋愛にまで進んだ。しかし彼女は妻ある男の恋人としての日陰の生活には甘んずることは忍びなかった。バートと結婚する約束ですべてを彼に捧げていたジェーンが欧州へ逃げ出してしまったバートにすてられている様を見ると、レティーは、シャーウッドを諦めて、愛してはいなくとも真面目なビルと結婚しようと決心した。その結婚式の日になって、シャーウッド夫人が夫をすてて欧州へ去ったことを知ったレティーは、ビルとの結婚式を中止してシャーウッドの元へ駆け付けた。シャーウッドは喜んで彼女を迎えた。ひとり可哀相なのはビルだった。

今日は映画何の日?

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