「アリバイなき男」のストーリー

ティモシー・フォスター(プレストン・フォスター)はカンサス・シティの南西銀行襲撃を企てお尋ね者の3人、ピート(ジャック・エラム)、トニー(リー・ヴァン・クリーフ)、ボイド(ネヴィル・ブランド)を仲間にした。彼らは覆面をしてお互いに顔を見せないことにした。警察をまいて襲撃に成功した後、フォスターは仲間に、ほとぼりがさめたら獲得した大金を山分けしようと、秘密の目的地行きの切符と仲間の印として破ったトランプをわたした。いっぽう、花屋のトラックを運転するジョー・ロルフ(ジョン・ペイン)という男が、この犯罪に知らぬ間に関係させられていた。ロルフは彼に濡衣をきせようとするギャングたちを追い、すでにメキシコへ向かって逃げ去ったピートに追いついて、グァテマラへピートを呼びよせる電報と例の破れたトランプを無理にとりあげた。ピートは飛行場で刑事に殺され、ロルフはグァテマラへ急行した。途中、父のもとへ行くフォスターの娘ヘレン(コリーン・グレイ)に会い、ロルフは彼女と恋仲になった。ロルフはトニーとボイドにうまく味方だと思わせた。フォスターは罠を仕かけて待っていた。彼はトニー、ボイドそしてロルフを、金のかくしてある魚釣船に招いた。トニーは分け前を多くとろうとボイドを殺した。この時、かねて包囲した警察と打ち合わせてあったフォスターはトニーとロルフに拳銃をつきつけ2人を犯人にしようとした。トニーとフォスターは射ち合いをはじめ、2人とも致命傷を負った。フォスターは死の間際、警官に、ロルフは何の関係もないと証言した。ヘレンとロルフはやがて結ばれるであろう。

今日は映画何の日?

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