「大学行進曲」のストーリー

若いアルゼンチン人ジォウム・コルテスはエール大学の試験をパスしたものの、彼はパリへ行きたかった。で、父は彼にエールとパリとのいずれかを選択する機会を与えることになった。ある日、山中で3人の悪漢が誰かを待ち伏せしているのを見、格闘の末、悪漢を追い払った。その時、山の持ち主と令嬢とが来合わせ、彼を悪漢と間違え宝石を出した。ジォウムは悪戯気を起こし、娘に接吻を許せば宝石を返すいうと、娘はそれを承諾した。2人の去った時、娘の落とした名刺にニュウ・ヘヴンのヘレン・ブラットバリーと書いてあったので早速彼はエール大学へ行くことに決めてしまった。ニュウ・ヘヴンの駅に着いてからのエール大学生達の悪戯は彼を種々と困らせた。探偵を打倒してしまったりして大騒動を引き起こした。ヘレンの兄オスカーはジォウムにヘレンのために、そしてエールのために何か大きな仕事をやれといった。彼は先ず新入学生のボクシングチームを作ったが、エール・ハーバート大学の試合の時ノック・アウトされてしまって、失望の末故郷へ帰ろうとした時ヘレンの父がとどまるように勧めてくれた。夏休みが来た。オスカーと一緒にアルゼンチンに帰ってカウボーイと荒野を走ることを習った彼は学校へかえって以来、フット・ボール選手のスターになってしまった。プリンストン大学との試合の前日ヘレンと会い翌夜彼女の返事を聞くことを約束した。彼が寄宿舎を去る時オスカーが怪しげな酒場で女の罠にかかっていることを知って彼を助けだしたが又彼が以前に打ちのめした探偵に追跡されて彼は傷ついた。意識を回復したのは翌日、大試合の日である。彼は負傷を堪えて、やっと試合の間際に競技場に駆けつけ、大奮闘の末、このフットボール競技をエールの勝利に帰せしめた。その夜、ジォウムの申し出に対するヘレンの答はイエスであった。