「脱線泥棒」のストーリー

ラリー・ペインは父親に自分が自活できる事を示すために奮闘して来たが、2ヵ年という期間の中まだ3ヵ月残っていた。彼が従事して来た仕事が不況のために彼は健康農園の食堂ボーイになった。そして彼の恋人バーバラへの言いくさが、健康農園は「好きな商売です」だった。ジェームズ・ウィルスンは下宿友達のラリーが健康農園へ旅立つので停車場まで送って行ったが途中銀行に立ち寄ってスーツケースをもって出て来た。むろんラリーはジェームズが銀行荒らしとは知る由もなかった。バーバラは父親とともに健康農園へ行ったがバーバラと結婚して金儲けしようという男友達のホレース・ボールドウィンも一緒だった。探偵が汽車に乗っていたが、ジェームズは彼らを巻いて旅行を続け、農園の医者には自分はある不思議な犯罪を探している探偵だと言った。農園のベルボーイ、オスカーは彼からその探偵術を教わろうとさえした。ラリーはバーバラへの自分の言葉から、皿洗いをしている自分の姿を彼女に見せたくなたった。それ故にラリーはバーバラの目から隠れようとした。だがこうしたごまかしを止めざるを得なくなった。ジェームズは彼にあらゆる援助を与えてくれた。やがてオスカーはジェームズを除いた他の人々を疑って、その跡をつけるようになった。一方ある日ラリーが盗品を発見してジェームズに銀行へ返せと言った。とかくするうちに探偵が現れて大騒ぎになり、ジェームズは足が不自由、オスカーは口がきけない振りでごまかそうとした。ところが本物の探偵が現れて、2人のペテン師を犯人として捕らえようとすると、彼らはジェームズを突き出した。ジェームズが引き立てられる時オスカーはやっとごまかしの助手をしたお礼をもらう約束を思い出した。その時--ジェームズはまんまと警官の手錠をすり抜け、オスカーのお礼を怒鳴った--糞でも食え!そして足がないと言った彼はがに股で彼方へ消えて行った。ラリーはバーバラの父親に職をあたえられ、バーバラは両手を差しのべた。