「コンシェンス 裏切りの炎」のストーリー

売春部屋で娼婦が殺害され、捜査チーフのマン警部(レオン・ライ)、彼と20年コンビを組むチョン(リウ・カイチー)、メイ(ミシェル・イエ)のチームが捜査に当たる。妊婦の妻を2ヶ月前にトラムで殺害されたマンは、犯人探しのためミニバンで生活していた。そこに、本庁のエリート警部でマンと同じ龍年生まれのケイ(リッチー・レン)が現れる。ケイは、その日に起こったバス事故で命を落とした部下が何者かに奪われた携帯電話を探していた。娼婦の枕に銃の火薬がついていたことから、先週男が警官の拳銃を奪って殺害した事件との関連性を探り出す。その後、その男が武器商人と接触するという情報を入手し取引現場に向かうが、容疑者のトウを逃がしてしまう。そんななか、犯人グループと接触し、香港で出産するために大陸から来た妻を待っていたヨン(ワン・バオチャン)が逮捕されるが、彼は何も知らなかった。実は犯人はヨンの妻を誘拐し、採掘場で爆破係をしていたヨンに爆弾を製造させようとしていたのだ。マンはケイとチームを組んでトウを追うが、殺された娼婦とチョンが直前に遊んだことが発覚し逮捕され、それを知っていたのに報告しなかったマンも停職になる。しかしマンはメイを使ってヨンを釈放し、彼を囮にしてトウたちの居場所を突き止める。銃撃戦の末、マンはトウを逮捕し、警官殺しと娼婦殺しを白状させる。復帰したマンとチョウがトウを護送していると、トウの仲間が現れ、トウの手錠もなぜか外れて逃げられてしまう。警察の情報が漏れていると考えたマンは、ケイが多額の借金を抱え、黒社会と関係があったことを知る。一方ケイは、過去に黒社会と繋がっていた婚約者エレン(ビビアン・スー)との結婚を元上司カン(チェン・クアンタイ)から止められる。ケイが麻薬捜査課にいたことから、3年前に押収された大量の麻薬が破棄されるという事実に辿りつく。その麻薬が輸送される当日、トラックがヨンの作った爆薬で襲撃され、激しい市街戦が始まる。