「「わたし」の人生 我が命のタンゴ」のストーリー

主婦である鈴木百合子(秋吉久美子)は、子育てを終え、自らの長年の夢である大学教授への道を歩き始めようとしていた。そんなある日、百合子の父で元大学教授の堂島修治郎(橋爪功)が、痴漢行為で警察に保護された。父の異変を心配した百合子は、修治郎を病院へ連れて行き、そこで予期せぬ事実を知らされる。修治郎は“認知症”を患っていたのだ。病気の進行への不安と介護という現実に衝突し、離ればなれになっていく家族。そんな時、百合子は同じ状況の家族が集う認知症「家族の会」の存在を知る。そこで出会った個性溢れる患者たちと共に、アルゼンチンタンゴを習い始めた修治郎。最初は見様見真似であったが、ステップを踏むうちに修治郎の表情に変化が訪れてくる。そんな父の姿を見た百合子も、介護によって諦めかけていた夢に再び向かい始めるのだった……。

今日は映画何の日?

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