「いつかのピクニック」のストーリー

2011年3月11日、岩手県陸前高田市で映画を撮影していた関西在住の自主映画監督と役者たち。彼らはそこで撮影中に震災に遭い、その映画は完成することはなかった。それから時が過ぎ、監督は再びその仲間達を集めて撮影を再開する。震災のために撮ることが出来なかったラストシーンをもう一度撮影し、映画を完成させるために。彼らは再び大阪から陸前高田へ、かつての撮影時と同じ日に同じルートを辿って向かう。それはそれぞれの止まった時計の針を、もう一度動かすための旅でもあった。最初はバラバラだった皆の想いは、いつしか一つの方向へと向かっていく……。

今日は映画何の日?

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