「宝島(1950)」のストーリー

18世紀の終わり頃。英国西海岸で母と2人宿屋を開いていたジム・ホーキンス少年(ボビー・ドリスコル)は、家に泊まっていたボーンズ船長が仲間に殺されたことから彼の秘密地図を手に入れた。それをみたトレニロー地主(ウォルター・フィッツジェラルド)は、有名な海賊フリントが孤島にかくした財宝のありかを示したものであることを知り船を買って探検に出発することになった。1本足のシルヴァー(ロバート・ニュートン)という男が仲間の船員を集めて同行したが、海上へ出た時、ジムはこの男こそフリントの手下で、財宝を横取りしようとしていることを知った。目的の島につき、シルヴァーがジムを連れて上陸したあと、残った一味は船を奪おうとして失敗し、船倉に閉じ込められた。ジムは危うくシルヴァーの人質になろうとするところを森へ逃げ込み、ベン・ガンというフリント海賊生き残りの部下に出会った。トレロニーらはジムを救いに上陸してきたが、その留守に船は檻を破った賊に奪われた。夜、ベン・ガンのボートで船に戻ったジムが海賊と戦って島へ戻ってみると、味方がいる筈の砦はシルヴァーのもので、ついに少年は地図を奪われた。海賊たちは早速財宝発掘にとりかかったが、宝はベン・ガンが運んでしまっていて既になく、しかも折りよく駆けつけた味方のために、シルヴァーは捕らえられ、残りの賊は全員殺された。かくて一同が財宝をつみ、シルヴァーを護送して船に戻ろうとした時、彼はそのボートを奪って、あてもなく大海原目指して逃げていった。

今日は映画何の日?

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