「大山鳴動(1925)」のストーリー

ケンタッキー州のサンダー・マウンティンに住む人々は長い間無知と貧困との中に生活した。強欲な金貸しのサイモン・ペースだけが物の本を読める男だった。牧師に愛されていた若者サム・マーティンは教育を受ける為に村を出て3年後には一通り学業を習得して帰って来た。彼は此の村にが学校を建てて村人を教育してやりたいと考えペースを訪ねて其の資金を貸してくれと頼んだ。村人の無知を利用して非道な金儲けをしているペースは勿論断った。或るサーカスの花形娘アザレアは祖父の道化役者が死んだのでサーカスを脱走した。彼女はサムの小家に逃げ込み助けを乞うたのでサムは彼女を追って来たモルガンと云う男を追い出した。二人は恋仲となりサムは学校を建てる希望を話した。アザレアはペースの許に金を借りに出掛け乞わるるままにペースの為にダンスして見せた。それを見た村人達がサムに告げたのでサムはアザレアを疑った。ジョー・ギブンスという男がアザレアに一緒に村を出ようと申し込んだ。彼女は学校の基金を得るという条件で承諾した。翌日二人が出掛けようとしているところにサムが乗り合わせた。サムとジョーとは代々仇同士で忽ち格闘を始めてジョーは倒された。金の袋が落ちたのでアザレアはそれを拾った。ところへ村人達はペースが殺され金を盗まれたと騒ぎ立てて来た。アザレアが持っている袋はペースの持ち物と知れたので村人達はサムを犯人と認め私刑にしようとした。牧師は山にダイナマイトを仕掛けて爆発させ神の怒と言って私刑を止めた。ジョーは恐れてペースを手に掛けた事を白状した。サムは学校を建てアザレアと結婚した。

今日は映画何の日?

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