「ターザンの凱歌」のストーリー

ターザンの息子のボーイは、神秘の国の都パランドリヤを見出そうとして高い崖から落ちる。ターザンは驚いて救い出し、この国の王女ザンドラと知り合いになる。一方ロンドンにいる妻のジェーンから手紙が届く。戦争の恐ろしさ、ナチスの蛮行を告げる便だが、大自然の中に住むターザンには何の感銘も与えぬ。ところがこのジャングルに、ドイツ軍のパラシュート隊が降下する、その一員無電兵シュミットは、ターザンの樹の家の近くで水に落ち込む。ターザンのおかげで救われたこのナチ党員は、英国探検者を装ってターザンの世話になる。彼の隊長フォン・ライケルは、ベルリンと無電通信をするために彼を探しまわる。シュミットがターザンの小屋で、元気を回復している時、ライケル隊はパランドリヤの住民を盲従させてしまう。王女ザンドラは辛くも逃れ出て、ターザンに救いを求める。一方シュミットは、密かに携帯用無電機を作るがチータにアンテナを盗まれ追いかける所を、ボーイの愛象に深淵につき落とされ最期を遂げる。ナチスはターザンの住家をかぎつけ、待ち伏せしてターザンに傷を負わせるが小猿たちが葉っぱをかぶせるので、彼の体を発見し得ない。ところが、ザンドラとボーイは虜となり、パランドリヤに投獄される。探しに行ったターザンまで捕らえられてしまうが、チータがナイフを持って助けに来る。ターザンは、住民たちと共にナチスと戦を始める。フォン・ライケルと一騎打ちを続けたターザンは、ライオンの隅の穴に、ライケルを功くおびき寄せ、ライオンの餌食にしてしまう。かくてナチスは一掃され、ターザンは凱歌をあげたのである。

今日は映画何の日?

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