「アリーナ」のストーリー

4038年、全宇宙は1人の支配者の手に治められ、娯楽も1つのものに統制されていた。巨大なスペースシップの円型闘技場では、アリーナと呼ばれる格闘技が行われていた。アリーナ会場のレストランで皿洗いをしているスティーヴ(ポール・サターフィールド)は、腕っぷしの強い青年。ある時、彼はアリーナ戦士といざこざを起こし、相手を倒してしまう。アリーナの女マネージャー、クイン(クラウディア・クリスチャン)は、目を付けてスカウトするが、スティーヴは断わる。だがスティーヴとレストランの店主ショーティ(ハミルトン・キャンプ)はカジノで大負けして、アリーナの裏のボス、ロゴアー(マーク・アライモ)に巨額の金を要求されたため、スティーヴは戦士として立ち、巨大モンスター相手の初戦を飾る。だがロゴアーはナイトクラブの歌手ジェド(シャーリー・シャタック)を使って、色仕掛けでチャンピオン戦に臨む彼を骨抜きにしようとする。チャンピオンとの対決の日、スティーヴはジェドの盛った薬とロゴアー一味が当てる光線で苦戦するが、ショーティの助けもあってチャンピオンに打ち勝つ。ロゴアーと手を切ったジェドがスティーヴに近づくが、クインが彼女を殴りつけ、スティーヴとともに凱旋するのだった。