「潜航決戦隊」のストーリー

海軍中尉ワード・スチュアート(タイロン・パワー)は意志に反してデュウイ・コナアズ中佐(ダナ・アンドリュース)麾下の潜水艦勤務に転任させられた。デュウイには美しい女教師ジーン・ヒュウリット(アン・バクスター)という恋人があったが、偶々ワードはワシントンに向かう汽車の中で、彼女と知り合った。ワードは彼女を大使館の食事とダンスに連れ、彼女にデュウイの存在を忘れさせてしまう程だった。ワードは彼女との交際に深入りする前に出航を命ぜられた。デュウイとワードは、赫々の武勲をたてて帰還し、デュウイはジーンとの結婚に胸をふくらませるのだったが、戦果報告のためワシントン行きを命ぜられたので、ワードとジーンとの交りが続く機会ができ、愈々その親密を深めた。しかし再度の出航命令が出たとき偶々、ワードは、ジーンがデュウイのフィアンセであったことを知り、彼女の行為を強くなじるのだった。2人の会話を洩れ聞いたデュウイは憤激した。しかし、デュウイとワードは今度の作戦が終わるまで、彼女をめぐる争いをお預けにした。ドイツの潜水艦基地を粉砕して無事帰還した2人は和解し、デュウイはワードに勝利を譲り、ワードとジーンは結婚した。