「荒くれ男」のストーリー

マイク(ロッド・キャメロン)とティム(ドン・キャッスル)のマッコール兄弟は、アリゾナの広大な牧場にたくさんの牛を放牧して暮らしていた。そのころ、無頼漢のコックスとスタントンは、開拓者をだまして周辺の荒れた土地を彼らに売り渡していた。その土地の水利はマッコール兄弟の土地にある湖のダムに頼っていたのだが、マイクとティムは、誤解からかたくなにダムを開こうとしなかった。開拓者の1人ドースンの娘コニー(ゲイル・ストーム)は、気立が強く、ひとり保安官の元に善処してくれとねじ込んだが、応じてはくれなかった。ティムは、そんなコニーに夢中になってしまう。開拓者たちのダンス・パーティの夜、コニーに近付いたティムは、帰途に湖畔でスタントンらがダムを破壊しているのを発見。一戦を交えたが、射殺されてしまう。スタントン一味は更に牧場を襲い、牧牛の群れに大暴走を起こさせた。牛は断崖に落ち込み、全滅してしまう。マイクは落胆したが、気を取り直し、悪党と激しい戦いを交え、ついに一味を倒した。マイクは自分の誤解を水に流して自らダムを破壊させ、開拓者たちの土地を潤す。そしてマイクとコニーの間にも、いつしか恋が芽生えるのだった。

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