「スピード王(1950)」のストーリー

新聞・ラジオで大胆なすっぱ抜きをして多数の愛読者を持つ米国一流の女評論家レジィナ・フォブス(バーバラ・スタンウィック)は、自動車競争のヴェテラン選手マイク・ブラナン(クラーク・ゲイブル)がいつも強引な運転をし、今日のレースでも、その為に命を落とした選手が出たことを目撃して、彼の反スポーツマンシップを面罵と、自分の論説で彼を鋭く非難した。そのためマイクはどのレースからもシャットアウトを食い、遂に金を拵えて出直すために曲芸団に入り、危険な芸当を演じた。レジィナとマイクはこうしてことごとく反発していたが、いつしかお互いに愛情を感じているのだった。マイクは金を得ると新車を買い、レースに出場して第2位に入賞し、その夜レジィナとの逢瀬を楽しみ、2人はいっそう愛し合うようになった。招魂祭のインディアナポリスのレースも近づいたある日、レジィナが論説で非難した悪徳保険屋が自殺したと聞き、彼女は自分が殺したような気がすると打ちしおれ、近づくレースにマイクもまた人を殺すのではないかと不安に襲われるのだった。しかし、そのレースでマイクは、見事なスポーツマンシップを発揮してほかの選手のために自分は負傷した。病院のベッドに横たわるマイクの元を訪れたレジィナ。いまや2人の愛には何のわだかまりもなかった。

今日は映画何の日?

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