「スタア行進曲」のストーリー

小さな町に住むワンダは両親の欲目には素晴らしく美しい娘として通っていたが、町の学校では級友たちから問題にされていなかった。ワンダは校内の人気者ノーマン・クロッカーを秘かに恋していたが、ノーマンには別に友達のアイリーンがあり、学校のダンス・パーティーにワンダが叔父に附添われて出席した時も級友たちから彼女はいたずらの的となった。しかし、両親は娘にオペラ・シンガーとして大きな未来があると信じ、ワンダをニューヨークに送った。だが、ここでも次々と教師に見離され、ワンダもいよいよ断念する決心をしたところ、興行主グローヴの宣伝部員アンディ・ラッセルが彼女を見つけ宣伝用に採用した。しかし、この結果、ワンダは投獄される破目になったので、アンディも気の毒になり彼女をラジオの端役に契約してやった。ワンダは後に事情を知ると腹を立ててアンディを罵った。この時の声で、アンディは彼女にジャズ歌手としての素質を発見し、あわせて彼女に新しい化粧術を教えた。こうして生まれ変わったワンダを見るとアンディは彼女に恋したが、ワンダはノーマンを忘れ得ず、ブロードウェイの成功を土産に故郷に帰って行った。昔の級友たちはもちろん、うぬぼれやのノーマンまで彼女を持て囃した。だが、ワンダはノーマンが詰らぬ男であると悟り、再びニューヨークに戻り、アンディが失恋から職を棄てて旅に出ていると知ると、彼の跡を追ったのであった。

今日は映画何の日?

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