「スケルトンの就職騒動」のストーリー

レッド・ジョーンズは運の悪いそこう者で、同じ仕事が2週間くらいしか続かないため、愛し合っているアン・エリオットもほとんど愛想をつかしている。市衛生局もクビとなり、落胆しているのを見かねて、アンは自分が勤めている、フラッシャー・ブラシ会社の社長に頼んで、販売見習に採用してもらった。腕利きの販売員ケネス・ウォーリックは、アンに惚れているのでレッドの就職を好まず、販売員泣かせの住宅街にレッドを販売に行かせて、失敗させてしまった。最後に金持ちの住宅街で1軒だけ試みることとなり、知らずに行ったのが衛生局長ツリストの家であった。そこでツリスト夫人にブラシ10本を売ったが、代をもらわずに出て来たので、夜再び代金もらいに出かける。するとツリストが大勢の親類たちと口論しており、電燈が消えてツリストは刺殺される事件が起こった。レッドは下手人の嫌疑で調べられたが、証拠がないので釈放された。警察は彼を怪しみ聴音器を彼の部屋にしかけた。するとツリストの親類やギャングが彼の部屋へ、ブラシを取りにやって来るので騒ぎとなり、その場句レッドはアンと共にツリスト倉庫に誘かいされたが、レッドの推理で犯人が判り、大活躍の未犯人等は殺し合ったり捕縛されたりして、レッドはアンと結婚することが出来た。