「人生の舞台裏」のストーリー

アンドルウ・ラッカディは故郷のイギリスを去ってフランスで田舎廻りの曲馬団の道化師となっていた。ある日彼は職を失い商費のもとでの犬を自動車に轢殺されてしまった。そこへ通りかかったエロディと意気投合し二人は仲間になる相談が決った。しかし戦争が起ったのでラッカディはイギリス軍に加った。彼は戦場でヴェリティ・ステュアートを救った。彼は旅団長にまで昇進した。ヴェリティ・ステュアート家に招かれた彼はオーリオル・デイン嬢に恋したが平和となり我身の稼業を恥じて密かにフランスに行きエロディと共に巡業を始めた。デイン嬢は男らしラッカディを忘れかね彼の行衞を探ねてフランスに赴いた。かくて運命の一夜彼女は道化師に会った。道化師として失敗したラッカディは濠洲行の汽船に乗った。デイン嬢は彼を慕って同じ旅に就いた。