「女装陸戦隊」のストーリー

アメリカ陸戦隊の軍曹ラッキー・デーヴィスは蛮地の勤務から久しぶりでアメリカへ帰ってくると、士官学校人学の許可が本部からでていたので、その晩早速祝杯を挙げに出掛けた。彼には酔うと女に羽目を外す悪い病気があるので出世を目前に控えて、その晩は相当警戒していたのだが、ジョー・ジョーというダンサーに引っ掛かって上官の機嫌を損ねて、折角の機会を棒に振ってしまった。というのもスパッドという水兵上がりの運転手が査閲点呼の場所にジョー・ジョーを引っ張って来たためだった。だからラッキイはスパッドに復讐する機会を狙っていた。ある雨の夜、歩哨にまわされたラッキイはスパッドの運転する自動車が無断で通過しようとしたのを見て、車のガラスに発砲した。ところが乗っていたのが生憎と指令官だったので彼は再びフィリピンの蛮地勤務に回されてしまった。これもスパッドのためだと思うとふと残念で堪らなかった。旨く計略を用いてスパッドに陸戦隊を志願させ、彼らは2人共フィリピンに行くことになった。丁度そのころ世界1周旅行にでかけていた金持ちの娘の1団が難船に会い、フィリピンの奥の蛮地に赴き、凶暴な山賊と戦って無事に彼女たちを助けだした。その間に命を助け合ったことからラッキイとスパッドの仲も解け、2人は首尾よく山賊の主領セラノを捕えて男を挙げた上、ラッキイは娘たちの1人エスターとの恋も得た。帰米すると早速ラッキイとエスターはスパッドの自動車で教会へ駆け付けたのである。

今日は映画何の日?

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