「ジェニファーの恋愛同盟」のストーリー

アメリカ中西部オハイのとある小さな町。ナタリー(ジェニファー・コネリー)は、将来アメリカ女性大統領になることを夢みている15歳の女の子。母親を白血病で失い、今は父親(マイケル・ザスロー)と2人暮らし。親友のポリー(マディ・コーマン)は、端正な美少女ナタリーとは対照的な個性的な容姿をもつ現代っ子。何事にも積極的な彼女は、街で知り合った大リーガーの人気プレイヤー、ズー・ヌードセン(ビリー・ワース)にひと目惚れして、ニューヨークに行くことまで考えている。ナタリーには、幼なじみのジェフ(バイロン・テームズ)というボーイフレンドがいた。彼の両親は離婚し、今は母親(ポリー・ドレイパー)と暮らしているが、義父とケンカばかりしていて、遂に家を飛び出してしまった。その頃、ナタリーの父親が長期旅行に出ていたため、ジェフは彼女の家にころがり込んだ。ポリーに“同棲生活”とからかわれながら2人の共同生活が始まった。同じ高校に通うプレイボーイのケイシー(アラン・ボイス)というフットボール選手がナタリーに近づいてきたりするが、彼女は“C”以上は許さない。そんなある日、彼女は応募した作文コンクールに合格し“未来のリーダー”に選ばれ、ホワイトハウスのあるワシントンへと研修旅行に旅立った。そこで出会ったガイドの青年に、これまでにない“ときめき”を感じるナタリー。いつしか裁判所の司法官になることを思い立つのだった。同じ頃、ポリーはニューヨークへと飛び出し、ズーに会いたい一心で球場まで押しかけていった。しかし警備員に捕まり、補導されそうになったところを、取材に来ていたカメラマンに助けられる。彼に魅力を感じ迫るポリーだったが、結局、家に戻されるはめに……。研修旅行を終えて帰ったナタリーは、一大トラブルが起こっているのを知って驚く。朝、何も知らないで帰った彼女の父親が、べッドにジェフがいるのを見て誤解してしまったのだ。ジェフの母親までかけつけ大騒ぎになるが、やがて誤解も解け一件落着するのだった。

今日は映画何の日?

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