「婚前特急」のストーリー

24歳のOL池下チエ(吉高由里子)は時間を有効に利用して人生を堪能するために、5人の男と付き合っている。仕事の愚痴を言うのは包容力のあるバツイチの西尾みのる(加瀬亮)、旅行に行くのはリッチな年上の三宅正良(榎木孝明)、スカッとしたいときはバイク乗りの出口道雄(青木崇高)、癒されたいときは年下の野村健二(吉村卓也)、ラクしたいときは気取らずにいられる田無タクミ(浜野謙太)と、TPOに応じて様々なタイプの彼氏を使い分けていた。そんなある日、親友の浜口トシコ(杏)が長年付き合っていた彼氏の子供を身ごもり、結婚することに。トシコはチエにも結婚を勧めるが、チエはまだその気になれない。しかし結婚式でトシコ夫妻の幸せそうな姿を見たチエは、自分の彼氏たちを査定しようと思いつく。チエが男たちのメリットとデメリットを手帳に書き込んでいると、トシコから電話が入る。トシコから、査定して残った男との結婚を勧められたチエは、最後に残った人が自分の“ほんとうの相手”かもしれないと思う。まず、デメリットだらけの田無と別れることにしたチエだったが、田無はチエと付き合っていると思っていなかった。田無にフラれたことにプライドを傷つけられたチエは、思い切り自分に惚れさせてフッてやる、と憤る。そうこうするうちに他の男たちともしっくりいかなくなってくる。ある日、トシコ夫妻の家に泊まったチエは、朝食の準備をしながら交わす夫婦の何気ないやりとりを見て、自分のほんとうの相手を探そうと決心する。

今日は映画何の日?

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