「死霊のはらわた(1981)」のストーリー

テネシー州の深い森の中。邪悪な何者かが這い廻っている。休暇をこの森の廃屋で楽しもうと5人の男女がやって来た。中へ入ろうとした時、風に揺れていた遊動円木がぴたりと静止した。シェリル(エレン・サントワイズ)が古い柱時計をスケッチしていると、午後10時半でとまり、彼女の手が勝手に気味の悪い顔を描き出した。夜、地下室へ通じる蓋がはね、不審に思ったスコット(ハル・デルリック)が降りて行く。その後でアッシュ(ブルース・キャンベル)も降り、そこで2人は襤褸の柄の短剣、テープレコーダー、「死者の書」という古い本を発見した。テープには死霊を研究していた科学者の声が録音されており、死霊を呼び出して調べているうちにやられてしまったという。このテープに含まれていた呪文のせいで、死霊が甦った。シェリルは庭で木にからみつかれ、枝で犯されてしまう。シェリルは必死に逃げ、兄のアッシュに帰ろうと叫んだので、2人は車に乗るが、橋が途中で壊れていて廃屋へ戻るしかなかった。シェリルが死霊にのり移られて暴れるので、地下に監禁した。ついでシェリー(セイラ・ヨーク)が変身し、自分の手首を喰いちぎった。リンダ(ベッツィ・ベイカー)にも死霊がのり移り、アッシュがライフルをかまえると、元のリンダに戻り、アッシュの隙をみて襲ってきたので、彼はスコップでリンダの首をはねた。今度はスコットがアッシュを襲撃、やっとのことでアッシュは死霊を倒した。満身創僕のアッシュは「死者の書」を火の中に投じた。外へ出て安心しているアッシュに、森から出てきた何者かが、彼を倒してしまう。(日本ヘラルド映画配給*1時間31分)