「バトル・ロワイアル3D」のストーリー

新世紀の初め、大不況に見舞われた国家には失業者があふれていた。一方、学校では不登校生徒が増え、少年犯罪も多発する。そんな子供たちに対して怒りを爆発させた大人たちの世論を背景に、強い生存能力を備えた青年の育成と、大人の復権を目的とした“新世紀教育改革法”通称BR法が公布される。それは、全国の中学3年生の中から無作為に選ばれた1クラスをコンピュータ管理された脱出不可能な無人島に連れ去り、制限時間の3日以内に最後の1人になるまで殺し合うというものだった。今回選ばれた岩城学園中学3年B組の生徒たちは、元担任キタノ(ビートたけし)から食料と武器が渡されると、当て馬としてやってきた謎の転校生2人とともに殺人ゲームを開始する。昨日までの友人を殺害したり、愛する人との死を選んだり、生徒たちは極限状態に追い込まれていく。そのなかの1人、七原秋也(藤原竜也)は、同じ孤児院で育った国伸慶時が想いを寄せていた中川典子(前田亜季)を守ろうと武器を取り、転校生・川田と島を脱出しようとする。3日目、生き残った七原と典子は、キタノを倒し島から脱出する。しかし、法律を破った2人は指名手配犯として、いつまでも走り続けなければならなかった。

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