「ある夜のできごと」のストーリー

カッちゃん(秦秀明)、ヤスタカ(松尾敏伸)、ケンさん(内山信二)、ナオ(高部あい)、真由美(田村愛)の5人は同じ中学を卒業、地元の同じ大学に進み、定期的に居酒屋“きばらんと”で青春を謳歌していたが、数人が社会に出るのと同時に疎遠になっていった。それから7年後。“きばらんと”の店主・鈴木さん(島屋半兵衛)の訃報が届き、数年ぶりに帰郷したカッちゃんは、その通夜でヤスタカとケンさんに偶然にも再会。喪服姿のままの3人は、7年前を思い出しながら居酒屋で飲み始めるが、お互いの微妙に開いた距離感を感じる。そんな空気の中、現在の会話と過去の記憶が交錯し、それぞれが開いた溝の意味を考え始めるのだった。そしてその日の朝、地元の中学生たちによって昔のカッちゃんたちのタイムカプセルが掘り起こされた。彼らの変わったものと、変わらないものとは何だったのか……。

今日は映画何の日?

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