「あの手この手(1954)」のストーリー

1953年6月、パリでは新兵器“ラファエットXV27”の秘密書類2枚をジェリーの2つの人形の中に隠して国外へ持出そうとした。もう1つのスパイ団を牛耳るゴドフリー・ラングストンという英国の富豪はこの情報をうけ、マーティのジェリーの乗るチューリヒ行きの飛行機に同乗、ジェリーに接近した。チューリヒのホテルではパピネクの部下グロメクがジェリーの部屋に忍びこみ、書類が2枚あるとは知らずに1枚だけ持出した。診察の結果、ジェリーは結婚恐怖症と診断され、ロンドンへ行ってからも博士の弟子イルゼ(マイ・セッタリング)に治療されることになった。その間にラングストンは残っていた1枚の書類を盗み出していた。しかしロンドンについてから、ラングストン一味もパピネク一味も書類が1枚足りないことに気づいて大騒ぎ、双方とももう1度ジェリーの部屋を襲って鉢合せし、双方各1人が殺され、事情を知ったラングストンの部下は、パピネクを殺して書類を奪った。何も知らずに部屋へ帰って来たジェリーは殺人の嫌疑をかけられ、ロンドンの市内を逃げまわる破目となり、酒場へ逃げこんで酔いつぶれてしまった。ジェリーは再び追われる身となり、窮余の策とラングストン宅に逃げて助けを頼んだが、入手した書類を外国スパイに渡そうとしいたラングストンは、彼は機智を用いて逃げ出したが、今度は警官とラングストン一味とに追われ、進退きわまって丁度オードリーが出演している劇場に逃げこみ、バレー・ダンサーに化けた。ラングストンは劇場で警官に素姓を見破られて捕まえられジェリーは結婚恐怖症も直ってイルゼと結婚することになった。

今日は映画何の日?

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